7月10日から、納税者の利便性向上のため全国税務署の受付窓口が一本化(ワンストップサービス)されました。
これは税務署の内部事務一元化運動の一環で行われるもので、いままでは、各種申告や納税証明書の請求、また国税の納付や相談などといった、来署の目的によりばらばらだった窓口が、ひとつで済ませられるようになりました。
具体的には、以前は納税証明書を請求するにあたって「納税証明書(その1・3・4)」は管理・徴収部門に、「納税証明書(その2)・個人」は個人課税部門に、「納税証明書(その2)・法人」は法人課税部門にと、その内容によって別々の窓口に請求する必要がありました。
しかし、今後はすべての納税証明書が、専門の窓口でまとめて請求・受理できるようになります。
受付を担当する部署は税務署により異なりますが、「管理運営部門」「管理運営・徴収部門」「総務課」のいずれかです。
受付の設置場所は、ほとんどの税務署で1階など分かりやすい位置になっているようです。
税務署からの照会に関する問い合わせや、具体的な書類の確認が必要となる個別的な相談などは、引き続きそれぞれの担当部署で対応します。
なお当局は、面接相談などの場合は必要書類などを確認しながらの作業となるため、事前予約するよう呼びかけています。
(エヌピー通信社)
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