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HOMECONTENTSエトセトラ税理士の独り言大阪市の組織ぐるみの裏金7億円


大阪市の組織ぐるみの裏金7億円

2008年6月5日の朝日新聞(夕刊)によると、大阪市の組織ぐるみの裏金が、7億とのこと.。全庁的に、組織ぐるみで、裏金が捻出されていたとのこと。

過去5年分らしい。では、いままでに、どれほどの裏金が組織ぐるみで捻出されていたのだろう。
100億円か、200億円か。
それともと思うと怒りをとおりこして、あきれるしだいである。
取引業者へ預けてある分もある。

国民の血税である。
普段から聞かれる声で、税金を払うのもばからしく思うのは、あたりまえであろう。
くさっている。なんというていたらくだ。堕落のきわみである。

海外での建設コンサンタント大手PCIが、所得2億円をかくした疑いの記事、こちらは、逮捕となるらしい。
東南アジアの公務員へのリベート。
発注側の公務員がリベートを要求してくるとのこと。
断ると仕事がもらえなくなる。
こちらでも、海外の公務員。大阪市の業者預けの裏金も同じようなものだろう。
裏金つくりに協力しないと仕事がもらえない。

民では、逮捕、官では逮捕がない。おかしい。
泥棒やって、お金をかえしたら、逮捕されないのだろうか。
組織ぐるみで、罪の意識がないのだろう。赤信号、みんなで渡れば怖くないのだろう。

同じく、西松建設、裏金1億円、海外で捻出した1億円。
06年の和歌山県発注の談合事件、防衛施設庁も発注工事の入札をめぐる官製談合事件など。こちらも官のきなくささが感じられる。

仕事をとるために官を接待、リベートと昔から官と民の構造は変わっちゃいないようである。
裏金は、必要悪か。
いや、必要なだけ。
発注する側と受注される側の怠惰と強欲である。

人間の問題である。
結局1人1人の意識の問題、精神の問題である。
日本は救われるだろうか、こんなにも、腐ってしまって。
こんなにも、常識や道徳がなくなってしまって。

これを救う道は、ただひとつ、敢然として立志立命の精神の指導者たちをつくり、身を挺して努力する改革者を1人でも多く出す以外ないだろう。
はたして、そんな人が、そんな政治家がいまいるのだろうか。
(2008/06/05)

翌日の新聞によると、財務省の役人が、タクシーチケットを使って、運転手から金品を受けていた。
いわゆる裏金と同じである。税務調査の元締めは国税庁である。
その税金の調査する本山が、脱税まがいをしていたことになる。

一般企業なら、受け取った金品は、雑収入あつかいになり、役員なら受け取った金品は、役員賞与となり、年末調整のやり直しで、源泉所得税をおさめ、なおかつ、法人税をおさめ、それぞれ加算税・延滞税がかせられることになる。

また、財務省以外の省庁でも同様のことをやっていた。
調べれば、調べるほど、いくらでも、こういった役人の不正は数かぎりなくでてくることだろう。

税金とは何のために使うべきなのか。
どう使うべきなのか。どうチェックするべきなのか。

そろそろ、国民側から、役所の税務調査なるものを行わないといけない。
なさけない。
人間の欲とは、はかりしれないものである。


税理士 川島博巳  2008/06/05
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