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HOMEエトセトラ税理士の独り言院外処方はやめるべきである。医療費の額が院内と院外ではずいぶんと違う。 Wednesday, March 15, 2017


院外処方はやめるべきである。医療費の額が院内と院外ではずいぶんと違う。

 本日、病院へ行く。整形外科で椎間板症にて通院である。
通院といっても、こちら側は薬をもらうだけのようなもの。

 今回から院外処方になってしまった。高くなるだろうなと思った。
やはり予想のとおり、薬は前回の半分なのにかかった費用はほぼ同じだった。

比べてみよう。診療の基本料は 73で同じ。院外処方箋料 71が前回はなかったが、今回ついている。

 前回の薬関係で、点数が695 院外の薬屋で点数で602である。
院外処方では、調剤技術料 202、 薬学管理料 50、薬剤料 350で602となる。

 明細書はもらっても、点数のことはなにやらさっぱりわからない。
ただ、院外処方箋料と調剤技術料と薬学管理料という余分な費用がかかってくる。

 私は、院外処方に、以前から反対である。
以前皮膚科で立川へ通院、その後、昭島にて病院を変えた、同じ薬で両方とも院外で、金額はおよそ倍違った。
院外の薬屋でも、薬の値段が違う。技術料とか管理料とか得体のしれない料金もまちまちである。

 どういう理由で医療行政が変わったか、調べていないが、確実に院外処方のやり方は医療費をかなりの割合で、増大させている。推定で1.3から1.5倍にはなっているだろう。
仕事柄、医療費控除のための領収書の枚数も必然的に倍になった。

 私は院外処方には反対である。
お医者は診断して薬をだすのだから、薬の説明等は医者がすべきで、薬剤師が専門ぶっったようすで医者まがいに症状やどうのこうのと、医者以上にいうのはおかしい。

 ましてや費用が増すのは納得がいかない。
また、調剤薬局によって金額はまちまちである。
以前、市役所かどこの課は忘れたが、この薬はジェネリックがありそれを使ってくださいとかの郵便がきていた。ばかばかしい。薬は医者が決めるものだ、病院に言うべきことを病人に言うのは、本末転倒である。

 いずれにせよ。院外処方は、高いし、薬がなければ、取り寄せるのに1週間かかることもある。すぐ必要な薬が1週間後にきても意味がない。

 ちなみに、「院外処方とは」でサーチエンジンで検索する。
だいたいわかったが、現在の院外処方の調剤薬局は、厚生労働省のいう本来の目的をなしているとはいえない。
患者を守る制度にはなっていない。面倒と費用がかるだけである。
医者が、薬を処方するのだから、医者が、患者が服用しているすべて薬がわかるように、共通の薬カードみたいものを作るべきである。
現在のお薬手帳なるものは、あまりにおそまつである。

 患者の診療情報は、医療機関で共通に見れるようにすべきである。
みれずして、医者が判断できるわけはない。早くシステム化すべきである。
院外処方ではない。薬剤師の技術でもない。医者の技量である。
医療情報のネットワークが求められている思う。
しかも、世界共通のものが必要である。
お薬手帳にシールを貼るやり方でいいはずはない。なさけない医療行政である。

 ある医者は、私は漢方は好きじゃありません。
私は薬はあまりだしたくありません。熱があるんだから薬出してくださいよ。と言わないと出さない医者もいる。はたまた、これを飲んでみる。これも飲んでみると。やたら薬ばかり出す医者もいる。10年以上、病院通いしていると、医者の技量や知識、その性格など、いろいろとわかってくる。よくみる医者、よくみもしないで判断する医者とさまざまである。
医療技術も問題なのである。

 何度もいうが、院外処方はやめるべきである。
薬は医者が判断すべきものがあたり前だからである。
また、病院の運営にとっても薬は院内にすべきものである。
院外処方の制度にかわったときに、病院のそばに調剤薬局をつくった病院は多いはずである。病院が困るからである。私のクライアントの近くに病院があり、立地から、そこに調剤薬局を設置するのがよいのであろう。立退きの話が以前ありました。
病院にとっても外部の人に、薬販売されても困るのでしょうし、院外処方箋料をもらっても、割りに合わないのでしょう。

 本来、医療費は、無料にすべきではないかと思う。
税方式に切り替えるべきである。
仕事柄、面倒な医療費控除もなくなる。
また、予防医学、病気にならないような健康指導といった風土作りが必要であろう。
たとえば、むかしやった会社や工場での、朝か昼のラジオ体操の奨励とか、NHKで、時間をきめて流すとか。
これだけで、そうとうの医療費の削減ができると思うが。


Wednesday, March 15, 2017 税理士 川島博巳
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