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HOMECONTENTSエトセトラ税理士の独り言新年にあたって、思うこと(因果の法)


新年にあたって、思うこと(因果の法)

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

因果の法

過去の因を知らんと欲せば
其の現在の果を見よ
未来の果を知らんと欲せば
其の現在の因を見よ(心地観経)

俗に言う因果の法で、原因結果を設いています。
現在の姿を見れば、過去の原因がわかり、
未来の果(姿・結果)を知りたければ、現在の姿を見ればよいといった
意味です。果とは、果報です。

果報は寝て待てともいいますが、何もしなくて、果はでないのが常識です。
一生懸命やるだけやって寝て待てが本来です。

仏法の因果律からいうと、運命は変えられるものである。
現在から未来へと創造していくものである。という人間の生命の偉大さを示しています。
運命は変えられないもの、どうしようもないもの、努力しても無駄だというではなく、いや運命は自分で創るもの、変えていくものという生命力を発揮して、立ち向かい戦っていくのが人生だという考え方です。

たとえ結果がすぐでなくても、確実に自己生命は成長する。その積み重ねが未来の果を作っていくものです。

瞬間の一念が、瞬時で己の生命を昇華させ、それが因となって果を創っていく。
現在を苦しみ嘆いたり、愚痴をいうと、それが因となって、悪果となってしまう。
現在は、どんぞこだが、あきらめずにがんばろうという上昇への因が善果となっていく。
ごくごくあたりまえな常識的なことなんです。

祈りとは、観念ではなく、真の祈りとは、生命の奥底からの力強い決意です。
叫びに近いものです。すさまじい力の祈りです。そのときから、生命は変わっていく。

行動、態度に変化が現れていき、周囲をも変えていくエネルギーを放出する。
人間は人間によって変わっていく。環境すら変えていく。
不可能に近いことも可能にしていく。

日本も世界も現在、不況に入り、底も見えぬ状況にあります。
本年はもっと悪果する危惧さえあります。
リストラされたり、会社が倒産したりして、職を失う方も多いと思います。
そうでなくても資金繰りの悪果、赤字の増大と企業経営の苦しさ、収入が減って
生活苦となる方も多くなるでしょう。

人生は山あり谷あり、悪いときばかりでなく、いいときもある。健康なときも、病気のときもある。
いわば苦しみと楽しみの連続が人生であります。
苦楽をともにあるのが人生であります。
苦しみのときがんばるから未来に善果がくる。
企業経営は、よいときに悪果の原因を作っていることに気づいてほしいものです。

瞬間の原因が結果を創っていく。これが因果の法であります。因果律であります。
ゆえに、瞬間瞬間が大切なことになります。
物事は長い目で、根本的・多面的に考え、実践していく。
ごくごくあたりまえなことなのです。しかし、人間なかなかこれができません。
目先の欲にとらわれ、自分だけ良ければいいと思うのも人間であります。

今回の不況もこれが原因であると思います。
人間の精神が荒廃して、人間・企業が欲、欲望にとりつかれ、自分だけよければよいという、
自分の企業だけよければよいという商士道の欠如、哲学なき行動のあらわれが、原因であることに
気づかなければいけない。

人間の生き方に、人間の精神に正しい規範、正しい教育、人間を奥底から見つめるものみつけなければ
ならない。でないと砂上の楼閣のように、すぐ崩れてしまうものであります。
人間の生きる目的は幸福であります。安心して暮らせる国家社会を実現していくことであります。
哲学なき社会はすぐに不安定になり、不況にもなってしまい、対処もできない状態になってしまいます。

グーローバル化といわれて久しいが、世界不況は、一国のみの解決ではどうしようもなくなってきたということ
を物語っているようです。
自分以外の他の人、自国だけでなく他の国も幸福になれなければ、自分の幸福もないというのは事実でしょう。

ともあれ、因果律は、今回の不況にもあてはまりますが、我々の日々の生活・仕事にもあてはまります。
しっかりとがんばっていきましょう。


税理士 川島博巳 21.01.08
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人間中心のTAXを見つめています