川島会計事務所SiteMap
人間中心のTAXを見つめています
川島会計事務所
HOMECONTENTSタックスニュースタックスニュース平成16年タックスニュース 160901


「知る」から「考える」へ。「税を知る週間」が改称

戻 る(平成16年の記事一覧へ)
 このたび国税庁は、「税を知る週間」について、「税を考える週間」と改称することを発表しました。

この「税を知る週間」は、納税者意識の高揚、申告納税制度の定着を図るという目的で、国税庁が実施してきた全国統一キャンペーンです。

 「税を知る週間」は、毎年11月11日から11月17日までの間に行われ、講演会やコンサートなどのイベントのほか、税に関する作文募集、納税表彰、税理士による無料相談、テレビコマーシャルなど、国税庁、局、税務署が競って、さまざまな催しを実施しています。

 今回、この「税を知る週間」を「税を考える週間」と改称するのは、同週間が昭和49年の開始から30年という一区切りを迎えたこと、また、現在、経済社会の構造変化に対応するための「あるべき税制の構築」が進められていることから、単なる「知る」ではなく、より能動的な「考える」へと歩を進めることが目的。国税庁では「国民各層がより能動的に税の仕組みや目的を「考え」てもらい、国の基本となる税に対する理解を深めてもらうことを明確にするため」と話しています。
 具体的には、ITの活用や各種行事によって、税について考えてもらうための情報を提供するほか、税務行政に対する意見・要望等を把握するための広聴の充実を図るとしています。従来の「知る」から「考える」へ、どのような違いが出るのか注目です。