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個人情報保護法「対策をとっている」が約7割

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 このほど帝国データバンクが公表した、「個人情報保護法に関する企業の動向調査」結果によると、個人情報取扱事業者の約7割が個人情報保護について「対策をとっている」と回答していることが分かりました。

 この調査は、4月より個人情報保護法が施行されたことに伴い、同社が毎月実施している景気動向調査 の特別企画として行われたもの。

調査対象は全国2万1456社で、有効回答企業数は1万594社(回答率49.4%)でした。なお、回答企業のうち個人情報取扱事業者(5000件超の個人情報を保有する企業)は2485社(23.5%)です。
 同調査で目を引くのが「個人情報保護法施行に関する認知度」調査で、「知っている」が9929社(全体の93.7%)にも上っていること。

個人情報保護法は広く認知されているようです。

 また、個人情報取扱事業者を対象に個人情報保護法対策について尋ねた調査では、「対策をとっている」と回答した企業が715社(構成比69.0%)、「今後検討する予定がある」とした企業が703社(28.3%)で、「今後も検討する予定はない」と回答した企業は27社(同1.1%)しかありませんでした。
対策が法の施行に間に合わなかった企業は多いものの、個人情報保護対策についての意識は総じて高いといえそうです。

さらに、非個人情報取扱事業者においても「対策をとっている」が12.2%、「今後検討する予定がある」が43.7%もあり、多くの企業において個人情報保護法が意識されているという結果になっています。

 具体的な対策については「従業員教育」が82.4%でもっとも高く、次いで「プライバシーポリシー作成」(69.4%)、「データ管理の徹底」(64.7%)、「社内マニュアル作成」(64.1%)でした。