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所得税の確定申告がスタート

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 2月16日、いよいよ平成18年分の所得税確定申告の受付が始まりました。申告期限は3月15日です。

 所得税の確定申告が必要なのは、自営業者や農家、開業医などの個人事業主のほか、以下のような場合にはサラリーマンでも確定申告が必要です。
@年収が2000万円超
A不動産収入や配当収入、年金収入など副収入が20万円超
B2ヶ所以上から給与を受けている場合
B医療費控除など各種控除の適用を受けて還付を受けたい場合

 昨年(平成17年分)の所得税確定申告では、公的年金等控除の制度が見直されたことにより年金所得者の申告が増え、その申告に記載ミスや計算ミスが多く発生したことが指摘されています。

また、インターネットでの個人売買や広告で所得があったり、株取引で儲けた人の申告漏れが多く発覚したことも特徴的でした。

 今年(平成18年分)の所得税確定申告は昨年ほどの変更はありませんが、定率減税が10%に減額されていますので税額の計算方法が多少変わっています。また、「既存住宅の耐震改修をした場合の所得税額の特別控除制度」や「寄付金控除」などの改正もありますので、申告前に国税庁のホームページ等で確認しておきましょう。

 なお、国税庁では国税電子申告・納税システム(e-tax)を利用して確定申告することを呼びかけています。今年の確定申告を電子申告で行うためには、2月23日までに電子申告の開始届を提出する必要あります(3月6日にソフト等が送付されます)。興味のある方はチャレンジしてみるのも良いでしょう。


追記
本日、市役所に申告応援にいきましたが、ご老人に優しくなくなった税制に、疑問を感じました。
老人会などで、老年者控除の復活など署名活動にて行なえばよいとか思ってしまいます。
自書申告といって、自分で書き、計算する申告指導相談になっていますが、かなりのお年寄りのかたには、無理のようです。

税制の簡素化ないし、源泉分離課税制度の導入をすべきだなと感じます。
医療費控除も同様に健康保険にて行なうか、年末調整にてすませれば、よいのでは。
また、初年度の住宅ローン控除も年末調整にてすませれば、より簡素化になるのにと思います。
複雑怪奇になっていく税制は、一般の方にとって、ますますわからなくなっていくようです。




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