夫と経営していた企業の脱税に関わったとして法廷に立たされていたスペインのクリスティーナ王女が、2月に無罪の判決を言い渡されました。
クリスティーナ王女は現国王フェリペ6世の姉にあたります。
スペインの王族が法廷で裁かれたのは約40年前に王制が復活して以来、初めてのことです。
スペイン東部マヨルカ島の地方裁判所は、王女夫婦が経営していた非営利団体に絡む脱税疑惑について、脱税を企てたのは夫のウルダンガリン被告で、王女は関わっていなかったと認定しました。
夫のウルダンガリン被告に公金横領などの罪で禁錮6年3カ月を言い渡す一方、王女については無罪としています。
ただし夫が不正で得た利益の恩恵を受けたとして、王女にも26万5千ユーロ(約3200万円)の返却を命じました。
スペインでは不動産バブルがはじけたことなどの影響で5、6年前から財政危機が深刻化し、王族への不満が噴出。
王女の脱税疑惑もその頃に浮上したほか、前国王・フアン・カルロス1世がアフリカでゾウ狩り旅行をしたことが「ぜいたくだ」と批判を浴び、異例の生前退位に追い込まれた経緯があります。
王女の無罪判決にも「夫をいけにえにして自身は助かった」という声も出ているそうです。
<情報提供:エヌピー通信社>
記事提供:ゆりかご倶楽部

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●「酒のしおり(平成29年3月)」について
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