職場には様々なストレスがあります。
また、心配事があると仕事に集中できず、効率が悪くなってしまいます。
最近、ストレス軽減法として「マインドフルネス」を取り入れる企業が増えています。
マインドフルネスはストレスを解消することで、仕事に集中できる状態を作り出すものです。
実際には、瞑想の一種を行ない、心を癒し、集中力を高めていく方法をとります。
実施例を挙げましょう。
人は批判的な上司と仕事を続けなければならないと、憂鬱な気持ちになるものです。
愚痴や八つ当たり、暴飲暴食といった行動は、問題を解決するどころか、状況を悪化させ、やがて上司への怒りに支配され身動きができない状態に陥ります。
こんなとき、マインドフルネスが有効です。
静かで落ち着いた場所で目を閉じ、自分を観察することからはじめます。
その中で、どのような感覚や感情が湧き起こっているのか、気づくように意識を集中させます。
次のステップは今の感情が怒りならば怒りを鎮めようとせず、その怒りは「理不尽さへの怒りだな・・・」といった具合に現実を客観的に理解するようにします。
そして、怒り、悲しみなど、様々な感情をありのままに受け入れるようにします。
ポイントは、「今ここ」に集中することです。
上司に言われた小言やプレゼンでの失敗は「過去の事項」です。
「過去」が頭から離れない状態ではストレスから解放されません。
今の自身の感覚や感情に集中し、湧き上がる感情をありのままに受け入れることです。
心を「今の自分」でいっぱいにすることで、雑念が入る余地がなくなり、徐々に落ち込みや怒りが薄れていくといいます。
最近、ストレス軽減法として「マインドフルネス」を取り入れる企業が増えています。
マインドフルネスは瞑想の一種を行うことで、ストレスを解消していく手法です。
グーグルやフェイスブックをはじめ、多くの企業が社内研修のプログラムの一つに入れています。
米国のニュース雑誌「TIME」で紹介されたこともあり、ますます注目度が高まっています。
さらには、脳科学者による研究も進み、MRIを用いて、瞑想には心を平静にする効果があることが実証されています。
ただ、瞑想となると簡単にはできません。
最近では、手帳に書くといった手法も生まれ、マインドフルネスが身近に活用できるようになりました。
従来、マインドフルネスは主に社内研修のプログラムとして用いられていましたが、最近では顧客へのサービスとして提供されるようにもなりました。
具体的には、ある航空会社では乗客が快適に過ごせるように、マインドフルネスを取り入れたサービスを検討しています。
国際線では、機内で長時間同じ姿勢で過ごさなければなりません。
そこで、乗客がマインドフルネスのプログラムを実行することで、ストレスの軽減を狙うといったものです。
現在は、実施に向け検討の段階にあります。
従業員のストレス解消は大切です。
その一方で、利用客のストレスを減らすことは、顧客満足を高める方法として有効です。
マインドフルネスは社内利用だけでなく、顧客へ提供する価値を高めるものとしても利用可能です。
本来ならば、ストレス解消は、ストレスの原因となっているものを取り除くのが理想です。
ただ、現代社会では、取り除くことはできず、付き合っていくしかありません。
マインドフルネスが重宝されるのもうなずけます。
(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)
記事提供:ゆりかご倶楽部

参考URL
■国税庁HP新着情報(国税庁トップページ)
6月24日朝時点での新着情報は、以下の通りです。
国税庁ホームページ掲載日:2019年6月21日
≪お知らせ≫
●「税務行政の将来像」に関する最近の取組状況〜スマート税務行政の実現に向けて〜
■財務省 各年度別の税制改正の内容
□総務省 税制改正(地方税)
■ご意見箱 財務省
□法令解釈通達 |国税庁 |
|


|