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《コラム》最近の税務調査事情

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税務調査はいつ来るの?

 7月1日が国税局の人事異動の日となるのと、12月には一度調査状況を集約しますから、税務調査のメインは8月〜11月です。

その後1月・2月にも調査はありますが、3月が確定申告の時期になりますので、長引くような調査はありません。

確定申告が終わると4月に事業内容の確認程度の調査が行われます。

その理由は5月が3月決算の法人の申告月のため、立ち会う税理士の業務が多忙を極め日程調整が難しいからです。

そして6月は税務署員が7月1日の人事異動に向けて、残務整理のため調査はありません。


最近の傾向

 上記のサイクルが従来は一般的でした。

しかしここ最近は、税務署も人手不足か、ノルマが厳しくなったのか、このサイクルが若干変わってきております。

6月はさすがに調査はありませんが、6月の後半になると調査予約の問い合わせが殺到します。

7月の調査依頼です。

7月1日に人事異動があるため、本人ではなく後任の調査官が税務調査を行うための先行予約です。

「後任の者はまだわかりませんが、決まったら改めて連絡いたします」といった感じで税務調査の日程を予約してきます。

従来8月スタートだった調査は7月スタートに変わりつつあります。


3月にも税務調査

 3月15日は個人の確定申告の申告期限で税理士会からも税務調査は控えるよう税務署に要望を出しているため、3月の税務調査はまずありませんでしたが、

ここ数年は3月15日以降ならいかがですか?といった問い合わせが多くなっております。

 そのためか4月・5月の税務調査もかなり増えてきております。


3月〜5月はチャンスです

 3月〜5月の税務調査は必ず6月には結論を出して7月1日の人事異動までには終わらせなければなりません。

そのため立場的には納税者の方が有利です。

無理難題は言えませんが、調査担当者は早めの終息を望んでいます。

数年に1度は必ず来る税務調査です。

3月〜5月の調査依頼は断らずに進んで受けましょう。


記事提供:ゆりかご倶楽部


マルチーズのみずき


参考URL


国税庁HP新着情報(国税庁トップページ)




■財務省

財務省 各年度別の税制改正の内容

総務省  税制改正(地方税)

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法令解釈通達 |国税庁
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