2019年度末の国税の滞納残高は前年度から6.9%減の7554億円で、年度末残高が最も多かった1998年度と比べると2兆円以上の減少となっていることが国税庁の発表で分かりました。
99年度以降、21年連続で減少していることになります。
2019年度に新規で発生した滞納額は5528億円で、過去最悪だった1992年の1兆8903億円から70.8%減っています。
また、新規発生額を上回るペースで滞納額の徴収が行われていることも残高を減らす要因となりました。
新規発生額5528億円に対し、国税に滞納額を徴収された総額は6091億円でした。
国税庁によると、集中電話催告センター室が集中的に電話で催告したことが効率的な滞納整理につながったとみています。
2019年度に発生した滞納を税目別にみると、消費税が3202億円で全体の6割を占めます。
続いて所得税が1249億円(源泉所得税310億円、申告所得税939億円)、法人税765億円、相続税275億円でした。
また、申告納税額と新規滞納額を比べた滞納割合は過去最少の0.9%でした。1
0 年前の09年度(1.8%)と比べると半減しています。
<情報提供:エヌピー通信社>
記事提供:ゆりかご倶楽部
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参考URL
■国税庁HP新着情報(国税庁トップページ)
10月2日朝時点での新着情報は、以下の通りです。
国税庁ホームページ掲載日:2020年10月1日
≪トピックス≫
●「年調ソフト」公開しました
≪税の情報・手続・用紙≫
●令和3年度酒類業振興関係予算概算要求のポイントを掲載しました
≪お知らせ≫
●公正取引委員会及び中小企業庁が実施する「消費税の転嫁拒否等に関する調査」における調査票の送付について
●マイナポータルを活用して年末調整と確定申告をもっと簡単・便利に!(令和2年10月)
■財務省
・財務省 各年度別の税制改正の内容
□総務省 税制改正(地方税)
■ご意見箱 財務省
□法令解釈通達 |国税庁
■消費税の軽減税率制度について|国税庁 |
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