国税庁の国税電子申告・納税システム(e-Tax)で利用されている「ルート証明書」が4月14日に変更されます。
新しい「ルート証明書」をパソコンにインストールしないと、同日以降、e-Taxソフトや市販の電子申告ソフト等が正しく動作しなくなりますので注意が必要です。
ルート証明書とは、電子証明書を発行している認証機関そのものの電子証明書です。
このルート証明書を自分のコンピュータに登録しておくことで、ユーザーは受け取った電子証明書を発行した認証機関が信頼できるかどうかを確認できるわけです。
現在、e-Taxが利用しているルート証明書は「財務省認証局・財務省運用支援認証局」が発行しているものですが、4月14日(月)からは「政府共用認証局(官職認証局)・政府共用認証局(アプリケーション認証局)」が発行するものに変更されます。
この新しいルート証明書をインストールしないと、e-Taxの受付システムにログインできない、電子申請等証明書データを表示できないといった不具合が生じることになり、実質的に電子申告ができません。
新しいルート証明書は、e-TAXのホームページよりダウンロードすることができます。
インストール方法についても同ページに用意されています。4月14日(月)より前に新しいルート証明書をインストールしても問題ないとの事ですから、早めに準備しておいた方が良いでしょう。
なお、市販の電子申告対応ソフトを利用している場合は、ソフト発行会社が対応するケースも考えられますので、ソフト発行元に確認することをお勧めします。
参考URL
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