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平成21年度路線価公表。全国平均が4年ぶりの下落。

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 7月1日、国税庁が平成21年分の路線価を公開しました。

路線価とは、国税庁が示す当年1月1日現在の土地の値段で、相続税や贈与税において土地の評価を行う際の基礎となるものです。

今回の公表では路線価の全国平均値が4年ぶりに下落したことが話題になっています。

 平成21年分の路線価では、全国約37万地点の標準宅地の平均路線価(1平方メートルあたり)が前年を5.5%下回る13万7000円でした。

標準宅地の平均路線価が前年を下回ったのは平成17年以来4年ぶりです。

国税庁の路線価は国土交通省が毎年公表している地価公示の約8割が目安といわれていますが、今年3月23日に公表された平成21年地価公示においても全国全用途の平均地価が3年ぶりに下落しており、これに連動したかたちになっているようです。

 圏域別にみると、前年まで3年連続上昇していた3大都市圏が、東京圏6.5%下落、大阪圏3.4%下落、名古屋圏6.3%下落といずれも下落しています。

特に東京圏と名古屋圏は前年10%以上の上昇率を示していたこともあり、非常に大きな下落になったようです。

また、その他の都道府県庁所在地でも上昇したところはなく、39都市が下落しているように、今回は都市部の地価落ち込みが顕著に表れた格好です。

 ちなみに、路線価日本一は今年も東京都中央区銀座5丁目の銀座中央通り(24年連続)。

ただし、その路線価は前年の3184万円から3120万円と10年ぶりに下落しました。


国税庁 平成21年分の路線価等について
路線価ホームページ


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