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平成20年の所得税申告 申告納税額が5年ぶりに減少

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 国税庁が「平成20年分の所得税、消費税及び贈与税の確定申告状況等について」を公開しました。

 それによると、平成20年分の所得税確定申告書を提出した人は10年連続で過去最高を更新したものの、申告納税額は5年ぶりに減少したことが明らかになっています。

 平成20年分の所得税確定申告書を提出した人は前年より0.3%多い2369万3千人で、10年連続での過去最高となりました。

しかし、そのうち申告納税額があった人752万3千人(前年比3.2%減少)、および、その所得金額39兆5940億円(同8.5%減少)がいずれも減少し、その結果、申告納税額は前年より11.6%も少ない2兆6495億円となりました。

申告納税額が減少したのは5年ぶりです。
一方で還付申告者数は、1283万6千人(同1.1%増加)と4年連続で過去最高を更新しています。

 これを所得区分別の状況で見ると、事業所得者が納税人員165万8千人(同7.7%減少)、所得金額6兆4587億円(同7.6%減少)、申告納税額5282億円(同6.5%減少)、その他の所得者も納税人員586万5千人(同1.8%減少)、所得金額33兆1353億円(同8.7%減少)、申告納税額2兆1213億円(同12.9%減少)といずれも低調でした。

 なお、e-TAXや国税庁ホームページの確定申告コーナーなど、ITを利用して平成20年分の所得税確定申告書を提出した人は807万7千人でした。

同申告書提出者全体(2369万3千人)の3分の1強(34.1%)がITを利用して確定申告書を提出したことになります。

 その内訳は自宅からe-TAXや確定申告コーナーを利用した人が426万9千人(18.0%)、税務署備え付けのパソコンを利用してe-TAX、または申告書印刷をした人が380万8千人(16.1%)でした。


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