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HOMECONTENTSエトセトラ税理士の独り言経営の舵取り


経営の舵取り

企業を取り巻く経営環境は、常に変化していることは、誰もが承知することではあります。

しかし、それに対応しているかというと、必ずしもそうではありません。
少子化、老人社会とかつてみなかった人口構造となります。

コンピュータの発達、価格の低下、インターネットの普及と私達が、かつて体験したことのないこと、ましてやその浸透スピードの速さは驚くばかりであります。

時代の流れに対応できない企業はほろびていくのが、現実社会の厳しさであります。

商品サイクルの短さ、若年層の購買傾向の中年以降の理解のしがたさ、先日、駅の売店に甘栗で皮のむいてあるもので10個くらい入っているのが150円で売れているとのこと、これなんか、中年の私の思考では、商品企画などもし持ってこられても、売れるわけがないと却下してしまうでしょう。

それだけ、現実生活を見ていないこととなるわけです。
自分の考え方からなかなか離れることができない証拠でもあります。

世の中には、どんなに生活習慣が変わっても変わってはいけないものと変わらなければならないものとがあり、道徳などは変わってはいけないもの、商品などはどんどん変わっていかなければならないものですが、その線引きがあいまいという混沌の世の中のようです。

足元の経営環境の変化、大きな流れの中で、経営者は舵取りをしていかなければならない使命を好むと好むざるにかかわらずしていかないと企業は沈没してしまいます。
まさに、心身ともかなり疲れる職務ではありますが。
俺の人生に悔いなしと勝利の勝鬨をあげましょう。

最後に、たしか、山中鹿之助だったと思いますが、『憂きことの 尚ほこの上に積もれかし 限りある身の 力試さん』の歌を皆様に送ります。
人生、負けそうなときはだれでもあるものです。つらいものです。
でも、ふんばって、がんばって最後には勝ちましょう。


税理士 川島博巳  2000/05/07
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