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HOMECONTENTSエトセトラ税理士の独り言定額減税よりも地域振興券のほうが粋な減税


定額減税よりも地域振興券のほうが粋な減税

衆議院の解散選挙がまぢかになっていることにともない、与党は所得税の定額減税を行なおうとしている。

4人家族で6万5千円以上とのこと。もちろん、所得税の減税は年末調整や確定申告によって還付されることになる。

年末調整だと、平年より多くもどってくることになる。確定申告の個人事業者は納める所得税が少なくなる。

所得税が定額減税以下の人、所得税のない人は、もどしようがないことになる。

選挙前の人気取りとしか思えない。票かせぎとしか思えない。
物価高騰による消費税還付の名目で一律1人1万円くらいで以前おこなったような地域振興券という形のほうが必ずつかわれるし、地域の経済も活性化するのではないかと思うしだいである。

たしかに税金は安いほうがよいにきまっているが、定額減税や定率減税のようなやり方は、減税されたという感覚が薄い。年末調整で還付されるかたにはなおさらである。

以前の地域振興券のときは、おっ、粋なはからいだなと思った。
地域も商店街も活性化した。

その後定率減税が続いたが、地域振興券で行なえば、それなりの効果が得られるものをと思ったりしたものである。

こういう雰囲気や流れというか感覚的には、「粋」という言葉が個人的には好きである。
定額減税より地域振興券なるものがよいと提案したい。どうせ票かせぎならなおさらである。


税理士 川島博巳 (20.10.16)
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