帳簿の作成において何が一番大事なのかを自分の今までの経験から書いてみました。
日常の仕訳、消費税の課税・非課税等の区分、売上帳、仕入帳など、日常の経理業務、
決算に向けてなどいろいろあるでしょうが、個人的には、一番大切なのは、
現金出納帳といえましよう。
現金の出し入れは、手書きでもエクセルでも会計プログラムでもかまいませんが、
毎日行うことが基本と思います。出し入れの量にもよりますが、1週間記載しないと
まず、実残と違ってきます。
上司の方の承認をえないでいい会社だと現金出納帳の記載をおこたると
たいがいくるってきます。ダブりや欠落が起きやすくなります。
普通預金の通帳の入金・出金・残高にくるいは生じません。
現金出納帳も預金帳と同じなのです。
正確な帳簿は現金出納帳の記帳と実残との一致が一番大切といえます。
(from monologue blog) 2012.09.06 税理士 川島博巳 |
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