クオリティが高いのとブランドが高いのは一致するかという問いに、おおむね一致すると私はこたえますが、かならずしもそうともかぎらない。
さすがなになに(ブランド名)だね。ものがいいもの。ということばはよく聞くし、わたしもそう思います。
ところがこのブランドでまさかの縫製のほつれがあることもある。
ブランド力が高ければ必ず売れるかというとそうともかぎらない。
ブランドが高いとやはり値段は高いかというと、そうともかぎらない。
ブランドが知れわたっているから高いというのは、今日ではYESではない。
有名ブランドで安いものが売れる時代といったほうがあっているのだろう。
ではクオリティの高さとはなんだろう。
以前、アパレル関係の人に聞いたら、高いのと安いのが売れて、中間の値段のが売れないとのこと。
私は、ショッピングモールによくいくので最近いろんなブランドの名前に興味がわいている。
うれどころもなんとなくわかる。
ここは混んでいる。ここはお客さんが少ないとか。ここはどうしてうれるのだろうか。
ここはどうしてうれないのだろうか。と考えてしまう。
もともと大学をときの就職活動にのときアパレルメーカーに勤めようかと思ったこともある。
ショッピングモールに店舗を構えるのはそう簡単ではないだろうが、閉店もよくみかける。
立川にあるIKEAに何年ぶりだろうか。久しぶりにいく。
娘が行きたいとのことでいく。かえりにニトリにも寄る。
どちらも家具等では売れているブランドである。
IKEYA と検索すると、
イケアは、スウェーデン発祥で、ヨーロッパ・北米・アジア・オセアニアなど世界各地に出店している世界最大の家具量販店。世界的にブランドが浸透している。家具にはそれぞれスウェーデン語の名前がついている事が特徴。郊外に「イケアストア」と呼ばれる大規模な店舗を構える方法で展開している。
とある。スウェーデンというのは覚えていた。
立川にできたころと比べて相変わらず盛況で人が大勢きている。
家具等の価格はお手頃です。立川にできてから、確か今回で3回目とたいしてきていない。
お店の中はまさに迷路である。ドンキホーテと同じですが、商品陳列はとてもきれいです。
この迷路がいいんだろうなと思う。タンス等もしゃれている。
モデルルーム的に陳列しているのがすばらしい。
もっとすばらしいのは、タンス等の中に洋服がはいっている。
しかも洋服などはとてもしゃれている。棚等には生活が見える陳列がされている。
そういや、日本の家具屋さんにはこんな陳列のコンセプトがまったくない。
これが西欧のクオリティブランドかとうなづく。
軽く軽食をとるところがある。とても安い。メンバーだと時間的にドリンクバーが無料とか100円とかとても安い。小さいがソフトクリーム 50円とは非常に安い。
来ている方たちも若いカップルから家族、落ち着いた年齢まで、比較的に若いかなと思われる。
ふと思ったのが、ショッピングモールにきている方たちのレベルよりセンスがよい洋服をきている人が多いかなと思った。
客層が違う気がする。
1階はレジと倉庫となっている。コストコの雰囲気と少し似通っているかなと思ったりする。
コストコよりは入りやすいし、商品の種類はちがうがこちらのほうがクオリティが高いと感じる。
ちなみにコストコは会費を支払って、会員にならないとはいれない。
日本の百貨店の客離れ、家具店、洋服店、特に物を売る店は、この迷路的なショッピングの楽しさ、見る、探すたのしさをかもし出す雰囲気が必要なのだろう。
イトーヨーカドー、ビックと近くにあるが、人がいるのは食品売り場だけかな、あとブックオフ等、ダイソー、キャンドウーかな。
服飾や雑貨は閑古鳥な状態のようです。値段だけの問題ではない気がします。
かもし出す雰囲気と商品の陳列を含めた楽しさや驚きが必要なのでしょう。
なにもショッピングモール的が生き残りや発展とは思いません。
既存の売れない服飾雑貨であっても売れるようにすることは可能であり、集客することも充分可能なはずです。
食品を買いに来た人いるのですから、おっ、何かかわったたなと思うことを、えらい変わりようだなに変われるんです。
それにしても食品を扱っているところはすごい潜在能力を秘めているのです。
ドンキホーテも、食品分野に力をいれていることがうかがえますし、分野にこだわっていない感じです。
食べるということはすごいことなんだと改めて認識します。
必要にせまれて購入する場所ではなく (これが売れていない現場の正体です)、
楽しい買い物ができるところがほしいと思います。
いろいろな買う側の個人差はあるでしょうが、共通点を探していくといろいろと見えてくるものが
あるでしょう。
2019.03.25
税理士 川島博巳 |
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