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県税事務所が迷惑行為。女子高生に不当な課税

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 17歳の女子高生に福岡県税事務所が自動車税を課税し、話題となっています。

債権回収会社を装ってアダルトサイトの利用料を請求してくる詐欺が横行しているときだけに、地方自治体の迷惑行為に批難の声が寄せられています。

 福岡県に住む運転免許も車も持たない女子高校生に、県税事務所が誤って自動車税の納税通知書を郵送していたことが問題となっています。
同事務所は同通知書を郵送したミスについて「納税すべき人の転居先を調べる際、同姓同名の別人と間違えた」と説明しました。

 同事務所によると、今年5月、宮崎市の女性(28)に3万4500円分の納税通知書を送付。「転居先不明」で戻ってきたため、事務所職員が宮崎市役所の課税台帳で転居先を検索したところ、宮崎市から福岡県に転出した同姓同名の女子高生の名前が見つかったのが事の発端です。
 同事務所は転出先の市役所に住民票交付を申請しましたが、「住民票の生年月日が課税対象の女性と異なっているのに気づかないまま、本人と思い込んで通知書を送った」としています。

 今月初めに女子高生宅に通知書が届き、不審に思った親が事務所に問い合わせてミスが分かったわけですが、債権回収会社などと偽り見覚えのないアダルトサイトの利用料を請求してくる詐欺が社会問題となっているときだけに、公的機関の迷惑行為に多くの納税者があきれています。