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弥生会計06プロフェッショナルによる勘定科目内訳明細書の作成

弥生会計06にて、勘定科目内訳書(決算書に添付します)の出力ができます。
(弥生会計05とほとんど同じです)

なお、たいていのウィンドウズ版のプログラムのように弥生会計もやり方はひとつではありません。こちらもなれたら、いろいろ設定をためしてみてください。
決算に関する注意事項も独断にて記載しています。記載のない項目は省略してます。

補助科目の残高数字が連動します。
以下手順をご説明いたします。 前期からの繰越においての補助科目の補助残高の設定が必要です。
なお、毎回の仕訳入力の際に補助科目を必ず入力します。

メニューバーの 決算・申告 → 勘定科目内訳書をクリック


1.預貯金等の内訳書

@データ設定
「データ設定」をクリックすると、
「預貯金等の内訳書データの設定」に変わりますので、ここで、編集できるのが、金融機関の支店名、口座番号、摘要です。
金融機関名 支店名 口座番号を記載しましょう。

A内訳書科目設定
「内訳書科目設定」をクリック、勘定科目の選択にて、現金・各種預金が表示されますので、「選択」にて、追加する場合は、現金・各種預金にチェックをいれます。

Bデータ取込
「データ取込」にて、通常は勘定科目、金融機関名、支店名の優先順位にて、小計を挿入するにチェックします。

※預貯金等の内訳なので、現金残高をいれなくてもいいですが、現金残高を表示したほうが誤りが少ないと思います。
※印刷のプレビュー画面にて、実際の用紙にて確認もできます。
※金融機関の預金残高証明書もできるだけとって確認、添付しましょう。
定期預金など、自動継続ですと、ついうっかり預金利息の計上を忘れないようにしましょう。


2.受取手形の内訳書

支払手形も同様ですが、メニューバーの拡張機能の手形管理にて明細を入力して連動させることができますが、説明は省きます。
手形が多い企業などは手形管理の利用をおすすめします。
連動をさせるには、手形管理にて記載が必要となります。

@内訳書科目設定
内訳書科目設定をクリックして、振出人、振出年月日、支払期日、支払銀行名、支店名、金額、割引銀行名等、支店名、摘要を記載していきます。
ワープロですね。集計は自動です。


3.売掛金(未収入金)の内訳書

@データの取込
データ取込をします。補助科目の設定をしてあれば、補助科目ごとの残高が表示されます。

Aデータ設定
補助科目の設定をしてあれば、こちらで、期末残高の変更は、できませんが、名称、所在地、摘要、その他一括(その他にまとめる場合)を入力します。
名称など正式名称に変更したい場合など、こちらにていれられます。
その他一括にチェックをいれなけば、すべて表示されます。
その他一括にチェックをいれておいて、一括チェックをかけると50万円以上の内訳は自動的にチェックがはずされ、その他一括表示にならないようになっています。
いろいろいじってみて印刷プレビューにても見てみてください。

B内訳書科目設定
表示したい科目を選択します。売掛金、未収金とか、売上債権の科目の選択が基本です。


4.仮払金(前渡金)の内訳書

@データの取込
以下データの取込は、同じです。補助科目に設定をおすすめします。
資産・負債の科目はすべて補助科目の設定をしたほうがよいです。
日常的にに残高の確認ができますので。

A内訳書科目設定
仮払金の内訳書に記載する科目を設定します。
仮払金・前渡金以外の科目も選択表示をおすすめします。
普段うごきのない敷金、出資金、保険積立金や立替金、前払費用などの科目など正しい残高チエックのためにも選択しましょう。

Bデータ設定
データ設定にて正式名称、所在地、関係、取引の内容、その他一括の項目を記載します。


5.貸付金及び受取利息の内訳書

@データの取込・内訳書科目設定
上記記載と同じです。短期貸付金、長期貸付金などがある場合は、科目をわけて記載しましょう。

※役員に対する貸付金がある場合には、期中の受取利息額の記載わすれのないようにしましょう。
※まれに預金利息を記載してあるものがありますが、記載することはありません。


6.棚卸資産の内訳書

少ない場合には、記載してもいいですが、多い場合には、商品、製品、半製品、仕掛品などの科目ごとの合計金額を記載すればよいでしょう。明細は会社保存にて、申告書に添付しなくてもよいです。たくさんあると分厚くなりますので。

※棚卸し金額は実地棚卸はもちろん当然必要ですが、帳簿棚卸しおよび売上・売上原価の対応をかんがみて、期末にあるべき棚卸し金額を考慮して、判断しましょう。商品を期末に仕入れて、得意先に直送する場合など、実地棚卸しに残らず、実際は、売上伝票は翌期になってしまっている場合など、注意が必要です。

以下、省略します。
データ設定、内訳書科目設定、データ取込の方法は同じです。
7.有価証券の内訳書・固定資産の内訳書
8.支払手形の内訳書

9.買掛金(未払金・未払費用)の内訳書
10.仮受金(前受金・預り金)の内訳書
11.源泉所得税預り金の内訳
12.借入金及び支払利子の内訳書
13.その他の内訳書



※データ取込ができないものは、ワープロ式にて手入力となります。

※支払手形は受取手形と同様に、連動をさせるには、手形管理にて記載が必要となります。
すべてをきちんと記載しないとと残高があいません。
量が少ない場合には手入力がよいでしょう。

※借入金もメニューバーの「拡張機能」の「借入金管理」にてキチンと入力すれば、個別の利息の集計まで連動しますが、
ひとつでも間違えると合わすのが大変です。利息の個別の集計まで必要はないと思います。

※源泉所得税預り金の内訳での各月については、手打ちとなります。


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